住田美容専門学校
美容学校・美容師免許制度に関する保護者および教員の方からの質問
VOL.05 海外留学の時期と成功率について
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将来は世界で活躍できる美容師を目指し、とりあえず卒業後は海外への留学を考えています。
何か良いアドバイスをお願いします。

自分の技術者としてのスキルを上げてから行くべきです。

海外留学によるスキルアップ。語学や経済の世界では、結構有効な手段だと思います。「日本よりも条件が良い」エリアで、専門的な分野を学ぶことは、他の人よりスキルアップする可能性を高めていきます。
しかし最近、「美容でも卒業後、海外留学を!!」みたいな旅行業者のパンフレットや、留学を推奨している美容学校を見ると、「ホントに?」って、少し疑問に思うことがあります。
今回は、海外留学の時期と成功率について、住田美容専門学校としての見解を述べてみますので、両者の意見を比較して参考としていただければと思います。

1.まず確認しておくべきこと。
みなさんは、江戸時代に描かれた麒麟(きりん)や漠(ばく)の絵を見たことがありますか?

麒麟はキリンビールのラベルにもなっていますから、見たことはありますよね。
獏は、曽我蕭白など、多くの日本画家がテーマにしたり、彫り物として残っていますから、ネットで検索してみればカンタンに見つかると思いますので、知らなかったら検索してみてください。

ふたつとも想像上の生き物です。竜、妖怪、妖精などと同様、本当は存在しない伝説上の生き物です(このように書くと、竜は存在する!とか、妖怪は本当にいる!という反論のある方もいらっしゃると思いますが、あくまでも現在確認されている範囲で存在しないということです。ご了承ください)。

ところが現実には、キリンという生物も、バクという生物も存在します。
では麒麟とキリンは似ているのでしょうか?バクは漠のように夢を食べる生き物なのでしょうか?

皆さんもご存知の通り、実際のキリンと麒麟はあまり似ていません。
けれど、本物のキリンを見たことのない江戸時代の人にとって、麒麟は「世界にはこんな生き物がいるらしい」という、「自分で確認してないけど、絵に描いてあるから、多分いるんだろう」といった伝聞による信用の上に成り立っていた存在だと思います。
もう少しカンタンに言うと「見たことないケド、オレ、いると思うよ」って事です。

これをお読みになっていただいている皆さんは、もうお気づきだと思いますが、この考え方は、非常に危険です。なぜなら、「確認せずに信じた」結果、存在しないものを「オレ、いると思うよ」って結論になってしまうからです。

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