住田美容専門学校
美容学校・美容師免許制度に関する保護者および教員の方からの質問
VOL.01 通信教育と専門学校昼間生との違いについて
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次に通信の学生を受け入れる側の美容室の立場に立って考えてみましょう。
美容室にとって「社員教育」は必要ですが、「公的な教育を実施する必然性はない」というのが通常の考え方です。
これは美容室に限ったことではありません。一部上場企業でも社員教育は行いますが、それが他社でも役に立つ教育である必要はないのです(あくまでも、自社の風土にあった社員を育成する必要があるためです)。
例を挙げれば
「薄利多売の美容室」は、「薄利多売の美容室のスタッフに相応しい教育」を行いますし、
「技術に対して厳しい美容室」は、「技術に対して厳しい教育」を行っていきます。
つまり通信生の受けられる教育は、「汎用性のある公的な教育」ではなく、通信の教材を通して学ぶ「免許に関する教育」と、「その美容室で必要とされる社員教育」の2種類なのです(例外として、一般常識を教えてくれたり、生活習慣など改めてくれる親切な美容室も存在しますが、そうでない場合が圧倒的です)。
「社会人としての教育」または「社会に適合できるようになるための教育」は、通信で身につくことではありません。それらが身についている人が「通信教育」を効果的に利用できるのです。

まとめ1
通信教育の「教育できる範囲」を理解し、情操や一般常識等の教育は、自分自身で身につけよう。

2.美容室を選んだ時点で決定される「将来の美容師像」
「美容室に所属すれば美容師になれる」。これは正解ですが、あまりにも大雑把な考え方です。この言葉は、「料理店に入れば料理人になれる」と発言しているのと同様なのです。
料理店というものはありません。定食屋、フランス料理、中華料理、寿司屋、ラーメン屋、ウナギ屋、ファーストフードショップなど、様々な固有の職業があり、それぞれに必要とされるスキルがあり、接客法があり、大切にしているものがあるのです。
同様に、美容室という単純化した職業はありません。地域の人々に愛される美容室があり、ファッションタウンの有名美容室があり、駅の乗降客を相手にする美容室があり、薄利多売の美容室があり、タレントのヘアメイクなども手がける美容室もあるのです。そして、それぞれに求められる技術、接客法、練習量などが異なり、大切にしているものも異なっているのです。
寿司屋に勤める人は、次第に寿司屋っぽい風貌、発言、感覚を身につけていきます。逆にこれが身につかない寿司屋の職人は寿司業界に残ることは難しいでしょう。そして美容室でも、最初に入った美容室の教育方針に応じて、接客法、技術力、感性などが大きく変化していきます。そして、それが他の美容室の「受け入れがたい性質」である場合も、結構あるのです。
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