スミダの毎日
スミダの毎日
2008年09月
授業
2008年09月22日
かなり本格的にメイクを勉強しています。
1年生で64時間!
2年生で26時間!!
これは他の美容学校では、
実施していない授業時間数だと思います。
なぜ、これだけの時間数を行うのか?
それは数時間でマスターできるほど、
メイクアップという技術は
簡単ではないからなのです。
メイクアップは、人に対して行う技術。
それも「絶対、成功してもらわなきゃいけない技術」
それがメイクアップなのです。
スポーツなどでは、
「ミスをしてしまう」、「調子がでない」、
「思うようにいかない」、「全力をだしきれなかった」
なんて試合もあるかもしれません。
「全力を出しても、思うような結果につながるとは限らない」
これがスポーツの面白さであり、また難しさでもあるのです。
けれど、メイクアップさんが
「ミスをしてしまう」、「調子がでない」、
「思うようにいかない」、
「全力をだしきれなかった」、
なんて仕事をしていたら、
みなさんどう思いますか?
「仕事を頼んだ以上、満足する結果でなければ仕事をしたことにならない」
これが、“技術系の仕事”で大切なことであり、
メイクアップ、美容師、料理人、建築産業、食品加工業など、
どの分野でも「失敗は許されない」はずなのです。
だから、
・お客様の顔をちゃんと分析できる。
・メイク道具の使い方を熟知し、正確に扱える
・手早く仕事ができ、無駄に時間を費やさない
・お客様の希望や、肌質、骨格などに応じて技術が使い分けられる
などが「メイクの基礎」ということになり、
「メイクの基礎」をマスターするには、
それなりの時間と練習が必要となるのです。
けれど、練習を重ねることによって、
技術というものは、確実に「身について」いきます。
自然と、手がメイクの筆を扱えるようになり、
本当にキレイなアイラインが引けるようになり、
左右バランスの取れた眉が描けるようになっていきます。
そんな2年間を費やし、
メイク技術が身についてきたからこそ、
学ぶ意味が出てくる授業。
それが「応用メイク」です。
舞台のメイク、撮影のメイク、特殊メイク…
これらのメイクは、特殊なメイク道具を使用します。
そして、特殊であるからこそ難しく、
「基礎的な技術」ができていないと活用できないのです。
先週スミダ2年生は、メイクアップ・フォーエバーという
舞台や撮影で使われるメイク剤の勉強会を行いました。
デモンストレーションにいらしていただいたのは、
メイクアップ・アーティストのHIROKOさん。
フランスのメイクアップ・フォーエバー本部で
技術講師をされているプロ中のプロの方です。
教わった技術は、「舞台におけるメイク」
水溶きのファンデーションを使い、
グラデーションを上手く使い、
立体感のある顔を作り上げていくメイクです。
当然、事前デッサンも必要になりますし、
左右のバランス、グラデーションの筆使い、
色味の選び方など、美容学校で習ってきた、
「デッサン」、「色彩」、そして「メイクアップ」の技術を
総動員させなくてはできない応用授業です。
当日は、そんな特殊メイクアップは、
ほとんどの人が初体験!
当然、そう簡単にマスターすることはできません。
HIROKO先生に指導を受けながら、
自分のデザインしたメイクを必死に作っていきます。
けれど、「何をしていいのか途方に暮れる」ことはありません。
彼らは、基礎が終わっていますので、
メイクをすること自体には、抵抗も問題もないのです。
このような勉強を行った時に、きっと、
日々積み重ねてきたことの大切さは、
実感できるのではないでしょうか?
そして、応用で身につけた技術は、自分で使うことが可能です。
もうしばらくすると卒業制作。
基礎+応用を身につけた2年生は、
高校時代には絶対にできなかったような作品を
作り上げられるだけの知識と技術を持ってます。
あとはアイディアと情熱次第。
素敵な卒業制作になるよう
みんな頑張っていきましょう!






