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スミダの毎日

2008年07月

授業

2008年07月22日

20080722-s3.jpg



スキンケアの簡単な工程は、

オイル塗布
(化粧品や汚れを浮かせる)

乳化
(オイルを皮膚から浮かせる)

ふき取り
(乳化したオイルと汚れをふき取る)

パッティング
(化粧水をたっぷりなじませて
顔の表面を冷やす)

クリーム塗布
(化粧水の水分が飛ばないように
クリームでふたをする)

など、ざっとこんな感じです。
 

20080722-s2.jpg


簡単なように見えますが、
すべて理論に基ずいた手順で行うため、
覚えるのがとても大変です。

普段化粧品を使わない男の子は、
何倍も練習が必要ですね。

20080722-%EF%BD%931.jpg


スキンケアの仕上がりのチェックでは、
モデルさんの顔の温度もチェックします。

肌が一番よい状態は、
水分がたっぷりで、
毛穴が引き締まった状態です。

 

20080722-s4.jpg
 

その状態を作るために、
化粧水をたっぷり含ませたコットンで
「タッピング」という技術を施して
首から上をひんやりするくらいまで
冷やしていきます。

スキンケアなら、
自分の顔や、家族の顔を借りて
いつでも練習することができます。

夏休みで、手つきを忘れないように
しましょうね!!


美容学校で勉強していくと
少しずつ、少しずつ技術が身についていきます。

まだ本格的に美容を学んでいない人には
ピンとこないかもしれませんが、
どんな技術でも「ちょっと勉強して完璧になる」
なんてことはないのです。

スミダに限らず、どの美容学校に入った生徒も、
1年生の今頃は、「技術の習得って、思ったほど簡単じゃないな!」
って、驚いているのではないでしょうか?

「上手くなりたいという気持ち」は、
きっと全員が持っていると思います。

けれども、集中力、克己心、正確さ、緊張などにより、
頭の中でイメージした通り作品は、なかなか作れないものなのです。

これは音楽やスポーツなどの分野に置きかえてみれば、
意外と簡単に分かるかもしれません。

「そう簡単に結果は出ないんだ!」ということを理解し、
日々、少しずつ自分のレベルを上げていける人は、
少しずつですが、「昨日の自分ができなかったこと」を
できるようになっていくのです。

メイクいとう分野は、正にそういう分野。

先週2年生のメイク・オーディションのことを
書きましたが、あれは2年間コツコツ勉強していた
2年生だから、できたオーディションなのです。

では1年生は、今、どんなメイクを学んでいるのでしょう?

それは「スキンケアの勉強」です。

スキンケアとは、お客様のメイクをキチンと落して、
肌をキレイな状態にするという下地作りのこと。

つまり、一般的に言われるメイク・テクニックまで
いっていないのです!

けれど、ちょっと考えてみてください。

「メイクをお願いする人」だって、
メイクさんに会う前には自分のメイクをしています。

ノーメイクで街を歩いている大人の人なんて、
めったにいないと思います。

それに、作品を作る時には、一回目のメイクを落として、
再度別のメイクを行うなんてこともよくあります。

また、人の肌の強さや、柔らかさ、
骨の形なども様々です。

ある人にとつて気持ちのいいメイク落としが、
他の人にとっては、強すぎて痛かったなんてことも
よくあることなのです。

だから、スキンケアという仕事は、
「自分のメイク」を上手に行うためには、
絶対に必要な技術なのです。

そして、もしスキンケアをおろそかにする
メイクアップさんがいたら、
モデルさんの肌をガタガタにしてしまう可能性だって
あるのです。

スキンケアは、メイクにおける
最初の最初で、すごく大切な技術なのです。

だから、1年生の7月には、
スキンケアでオーディションが行われました。

試験時間は10分。

10分間で、お客様の顔を
キチンとキレイな状態にして、
メイクができる状態に整えておく。

あれっ?これってある意味
「プロとして絶対必要なことなのでは?」

そうなんです。

美容という仕事は、簡単にマスターはできません。
毎日の積み重ねで、少しずつ、少しずつ
上手くなっていくものなのです。

そんな日々を続けていくと、
気がついた時には、
「プロとして絶対必要なこと」も、
できるようになっている!

それが、プロの仕事を学ぶということなんです。